前回のつづき、中津宮へ



前回は、辺津宮でお塩をいただいたところまでお話ししました。
今回はその続きです。辺津宮を出て、次に向かうのは「中津宮」。少し歩けばすぐに着くのですが、その道のりにも小さな発見がいくつもありました。
猿田彦命の碑と庚申塔
辺津宮の出口にあたる鳥居をくぐると、猿田彦命の碑が見えてきます。天保3年(1832年)に建てられた庚申塔だそうです。
実は私、こういう石でできたものにすぐ目がいってしまうタイプです。五輪塔や宝篋印塔、それからお墓まで……なぜか吸い込まれるように見入ってしまうんです。
庚申塔もそうですが、私は石でできたものが好きなんです。
五輪塔とか宝篋印塔とか、そしてお墓も……あはは(照)

朱色が鮮やかな中津宮へ


そこからしばらく進むと、あっという間に朱色の鮮やかな社殿が見えてきます。中津宮です。
ご祭神は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)。金運や勝負運のご利益があるとされています。
社殿には右大臣と左大臣の像が座っていて、じっくり見比べてみるのも面白いです。参拝者が少なめな時間帯だと、社殿の前で焦らずゆっくり眺められます。
境内には、江戸時代の歌舞伎関係者が奉納した灯籠も残っているそうです。江の島は芸能の神さま・弁財天の信仰とも深いつながりがあるので、こうした奉納品が残っているのも納得の話だなと感じました。
この先には「山ふたつ」が待っている

中津宮を過ぎると、この先には「山ふたつ」や、市の重要有形民俗文化財に指定されている庚申塔があります。
ここまで来ると、もう引き返す気にはなれません。少なくとも私にとっては、そうでした。
さらに歩くと、江の島の灯台のふもとにあるサムエル・コッキング苑にたどり着きます。あまり知られていないのですが、ここでは縄文時代の遺跡も発掘されているのだとか。もしかしたら、その頃は陸続きだったのかもしれません。そんなふうに想像をふくらませながら歩くのも、江の島散策の楽しみのひとつだと思います。
途中には中村屋羊羹店もあります。
ここの羊羹、素朴でおいしいこともありよく手土産にしています。
結構、喜んでいただけるのですが、江の島まで行かれない方は、
藤沢駅そばの名店でも販売されています。
歩きながら感じたこと
辺津宮では「お塩をもらう」という目的がありましたが、中津宮に向かう道は、正直それほど目的意識がありませんでした。
でも、目的がないからこそ、石碑や灯籠のような小さなものに気づけた気がします。急いでいたら、きっと見過ごしていたはずです。皆さんも、目的地までの「道のり」そのものを楽しんだ経験、ありますか。
アクセスと周辺情報
辺津宮から中津宮までは、徒歩5分ほどです。石段が続きますが、辺津宮までの道のりに比べると歩きやすく感じると思います。
途中の猿田彦命の碑や庚申塔は見落としやすい場所にあるので、少しゆっくりめのペースで歩くのがおすすめです。
なお、バスの時刻や運行状況は変わることもあるので、お出かけ前に最新の情報を確認していただくと安心です。
江の島でゆっくり過ごしたい方は、宿泊先を探しておくのもおすすめです。
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さいごに、次回予告
中津宮を過ぎたあたりから、江の島は少しずつ雰囲気が変わっていきます。次回はいよいよ、山ふたつを越えて奥津宮へ向かう最終編です。
どんな景色が待っているのか、私自身もまだ言葉にしきれていない部分があります。よかったら、また覗きに来てくださいね。
心理学を教えている著者が、“心の声”をテーマにした深い内容を
noteの有料シリーズとして連載しています。
ブログでは書けない心の仕組みを、丁寧に解説しています。



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