大仏切通の奥にひっそりと。北条氏常盤亭跡で感じた不思議な静けさ

鎌倉市

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鎌倉の”隠れた広場”に、どうしても行ってみたくなって

鎌倉というと、大仏さまや鶴岡八幡宮を思い浮かべる方が多いと思います。
私も長らくそうでした。
でも今回歩いたのは、そういった有名スポットからちょっと外れた場所です。
名前は「タチンダイ」。北条氏常盤亭跡という国の史跡です。
正直、行く前は地味な場所なのかなと思っていました。
でも実際に足を運んでみると、想像していた以上に心に残る時間になりました。

北条氏常盤亭跡とは、どんな場所なのか

鎌倉時代、大仏切通のすぐ北にあるこの一帯には、北条一族の有力者が
別邸を構えていたと伝えられています。
鎌倉幕府の第七代執権、北条政村もその一人だったようです。
昭和52年の発掘調査で建物の跡が確認され、翌年、国の史跡に指定されました。
歌会が開かれていたという記録も残っているそうで、武家屋敷というより、
少し文化的な空気のある場所だったのかもしれません。

ご利益はあるの?正直なところをお伝えします

ここは神社やお寺ではなく、史跡です。
なので、はっきりとした「ご利益」というものは伝えられていません。
その点は、正直にお伝えしておきたいと思います。
ただ、実際に歩いてみると、この場所には確かに何かがある気がしました。
それが何なのかは、うまく言葉にできません。
でも、そこにいるだけで気持ちが静かになっていく。
そんな感覚を持つ方は、私だけではないんじゃないかなと思います。

実際に歩いてみて感じたこと

鎌倉駅からのルートには、案内板もちゃんと立っています。
でも私が訪れたときは、倒木で道が崩落していて、通行禁止になっていました。
私は源氏山から大仏ハイキングコースを歩き、
その途中からタチンダイに入りました。
だからこそ、その案内板には感謝しかありませんでした。
どちらの道から入っても、ある瞬間、急に視界が開けます。
「あれ、こんなところに広場が」と、一瞬戸惑うくらいの開放感です。
中にはすり鉢状の穴があり、埋まっているものも含めると、やぐらの数はかなり多いようでした。
水が湧いていて、地面はところどころぬかるんでいます。
この場所に、かつて広大な武家屋敷があったと考えると、なんだか不思議な気持ちになりました。

観光地から離れているせいか、人の姿はまったくありません。
おかげで、私はゆっくりとお昼を食べさせてもらいました。
(ゴミは必ず持ち帰ってくださいね)
きっと手入れもされているのだと思いますが、自然はとても豊かに残っています。
そこで、私は初めて見る花に出会いました。
「ユキモチソウ」という名前だそうです。
植物にそれほど詳しくない私でも、思わず足を止めてしまうくらい
印象的でした。

アクセス・周辺情報

鎌倉駅西口から徒歩約20分、距離にして1.5kmほどです。
バスを使う場合は、江ノ電バスのK1・K6系統、または東急バスの鎌51系統に乗り、
「一向堂」バス停で下車。
そこから徒歩1分ほどです。
なお、バスの時刻や運行状況は変わることもあるので、お出かけ前に最新の情報を
確認していただくと安心です。
道が崩落していることもあるので、事前に最新の状況を調べておくと良いかもしれません。
足元は舗装されていない箇所も多いので、歩きやすい靴がおすすめです。
*また、崩落等の可能性があるため立ち入り禁止の可能性があります。

周辺には、鎌倉大仏で知られる高徳院や、大仏切通そのものもあります。
源氏山公園まで足を伸ばして、ハイキングコースとして一日楽しむのもおすすめです。
鎌倉に泊まってゆっくり巡りたいという方は、こちらもチェックしてみてください。

まとめ

有名な観光地ではないけれど、静かに心に残る場所でした。
誰もいない広場で、少しだけ自分と向き合う時間。
鎌倉を歩くとき、そんな時間を求めている方にこそ、訪ねてみてほしい場所だなと思います。

心理学を教えている著者が、“心の声”をテーマにした深い内容を
noteの有料シリーズとして連載しています。
ブログでは書けない心の仕組みを、丁寧に解説しています。

ライフリメイクタナカ|note
人間関係のモヤモヤを言葉にする“心の翻訳家”。専門用語なしの心理学で、心のくせが軽くなる視点を届けています。大河ドラマ記事歴5年。人物の心の動きを読み解く経験から「自分の心の仕組み」もそっと分かる文章を書いています。


コメント

  1. タマ より:

    鎌倉というと、「人混み」というイメージしかなく、どこへ行っても人だらけ…って思ってましたが、ここには武家屋敷跡がしずかに残っているんですね。
    文化人としての鎌倉御家人の素顔が感じられます。
    ありがとうございます。

    • 田中真喜子 田中真喜子 より:

      タマさま
      ありがとうございます。
      人混みが苦手とのこと、とてもよく分かります。鎌倉は有名な観光地ですが、
      少し足を延ばすだけで驚くほど静かな場所に出会えますよね。
      北条氏常盤亭跡も、当時の御家人たちがこの場所で宴を開き、語らいの時間を過ごしていたのかと思うと、不思議な感覚になります。華やかな歴史の舞台でありながら、
      今は静寂に包まれているところにも魅力を感じます。
      ただ、途中の道が崩落の危険により通行できなくなっているのは残念ですね。
      安全が第一とはいえ、歴史ある場所へのアクセスが制限されるのは寂しいものです。
      いつか整備が進み、安心して訪ねられるようになることを願っています。
      貴重なご感想をありがとうございました。

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