鎌倉の隠れ里「佐助稲荷神社」|頼朝ゆかりの出世開運スポットを歩く

鎌倉市

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「隠れ里」という言葉に惹かれて
鎌倉には有名なお寺や神社がたくさんありますよね。
でも私は、人の多い場所より、少し奥まったところに気持ちが向くほうです。
鎌倉に「隠れ里」と呼ばれる神社がある。
そう聞いたとき、なんだか気になってしまいました。
それが今回お参りした佐助稲荷神社です。
朱色の鳥居が並ぶ写真を見て、いつか自分の足で歩いてみたいと思っていたんです。
にぎやかな観光地から、ちょっとだけ離れたくなること。ありませんか?

佐助稲荷神社の由緒

社伝では、伊豆に流されていた源頼朝の夢に、翁の姿の稲荷の神さまが現れたといわれています。
そして平家を討つよう勧めたのだそうです。
のちに頼朝は畠山重忠に命じて祠を探させ、社を建て直したと伝えられています。
長く鶴岡八幡宮の境外末社でしたが、明治42年(1909年)に独立した神社になりました。
はっきりした創建の年は、詳しくは分かりませんでした。

ご利益は出世開運・仕事運

頼朝がのちに征夷大将軍になったことから、「出世稲荷」とも呼ばれています。
出世開運や仕事運を願って訪れる人が多いそうです。
ガイドによっては、縁結びのご利益も紹介されていました。
仕事で一歩踏み出したいとき、そっと背中を押してもらえそうな場所です。

実際に歩いてみました
住宅街を抜けて、谷戸の奥へ

鎌倉駅の西口から歩きはじめました。
観光客でにぎわう通りを離れると、すぐ静かな住宅街になります。
ゆるい坂を上るうちに、だんだん緑が濃くなってきました。
20分ほど歩いたところで、山あいに朱色が見えてきます。

朱の鳥居が続く参道

鳥居は石段に沿って、上へ上へと続いていました。
赤いのぼりも並んでいて、思わず足が止まります。
写真で見ていたより、ずっと奥行きがありました。
一つくぐるごとに、外の音が少しずつ遠くなっていく感じがしたんです。

苔むした境内と白い狐さん

湧き水「霊狐泉」の前で

この山は昔、ふもとの田畑をうるおす大事な水源だったそうです。
その湧き水は今も「霊狐泉(れいこせん)」と呼ばれ、大切にされています。
のぞいてみると、お水がとても澄んでいました。
「ペットボトルに少しいただけたりするのかな…」なんて、ちょっと考えたんです。
ところが、ふと周りを見ると海外からの参拝の方ばかり。
私が汲みはじめたら、みんな真似しちゃうかも。そんな想像をしてしまって。
勝手なことをして誤解されても困るので、今回は眺めるだけにしました。
ちなみに、生水のまま飲むのは控えたほうがよいという情報もありました。

裏山のハイキングコースについて

以前は境内の裏から、大仏ハイキングコースへ抜けられました。
ただ、2019年の台風19号などの影響で崖が崩れ、通行が制限されたそうです。
今どこまで歩けるのかは、詳しくは分かりませんでした。
歩いてみたい方は、事前に鎌倉市などの最新情報を確認してみてくださいね。

カウンセラーの視点から少し

頼朝の夢のお話を読んで、交流分析の「許可(パーミッション)」という考え方を思い出しました。
「やってもいいよ」「そのままで大丈夫だよ」。
誰かのそんな一言で、ようやく動き出せることってありますよね。
頼朝にとっての翁も、そんな存在だったのかなと思います。

霊狐泉の前でのことも、帰り道に少し振り返りました。
私の中に「人にどう見られるかな」と気にする声があったんです。
その声が悪いとは思っていません。
ただ、自分がどの声で決めたのか気づけると、少し気持ちが楽になる気がします。
最近、誰かに「いいよ」と言ってもらえていますか?

アクセス・周辺情報
アクセス

・住所:神奈川県鎌倉市佐助2-22-12
・電車:JR・江ノ電「鎌倉駅」西口から徒歩約20分
・駐車場:なし(近くのコインパーキングを利用)
・参拝:境内は自由に参拝できます(社務所の受付時間は詳しくは分かりませんでした)

駅からの道は細く、坂もあります。歩きやすい靴で行くと安心です。
あと、人力車で観光を楽しむこともできます。
なお、バスの時刻や運行状況は変わることもあるので、お出かけ前に最新の情報を確認していただくと安心です。

周辺の見どころ

すぐ近くに銭洗弁財天宇賀福神社があり、あわせてお参りする人が多いそうです。
少し足をのばせば、源氏山公園まで歩くこともできます。

鎌倉は日帰りでも十分楽しめます。
でも、人の少ない朝に参道を歩きたいなら、前の日から泊まるのもいいかなと思います。

まとめ

佐助稲荷神社は、鎌倉駅から歩ける距離なのに、別の場所に来たような静けさがありました。
鳥居をくぐっている時間そのものに、気持ちを整えてもらった気がします。
お水を持ち帰れなかったのは、ちょっとだけ心残りですけど(笑)
次は人の少ない朝に、もう一度行ってみようかなと思っています。
仕事のことで迷っている方も、そうでない方も、よかったら一度歩いてみてくださいね。

コメント

  1. タマ より:

    いつも楽しい記事をありがとうございます。
    佐助稲荷神社にも海外からの観光客がみえているんですね。「出世稲荷ってご存知ですか?」ときいてみたくなりました。
    「隠れ里」「裏庭」という言葉がピッタリなとこですね。

    • 田中真喜子 田中真喜子 より:

      いつも、コメントをありがとうございます。
      モチベーションが上がります。
      私も「出世」のご利益って・・・多分、日本人にしか通じないのでは?と思っています。
      八百万の神さまを理解するのは難しいかもですね。

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