【江の島参拝記前編】 お塩をいただきに、まずは辺津宮へ

藤沢市

お塩が少なくなって、ふと思い立った日

家にあるお塩が少なくなってきたとき、皆さんならどうしますか。

私は、いつも江の島まで足を運びます。

盛り塩に使うわけではありません。掃除のときに、雑巾がけの水に少しだけ混ぜて使う。
それだけのことなのですが、なぜかその一手間で部屋の空気がふっと軽くなる気がするんです。

理由はうまく説明できません。でも、こういう「なんとなく」を大事にしたくなる日って、
ありませんか。

今回から3回にわけて、江の島にある3つのお宮をめぐった記録をお届けします。
1回目の今日は、最初にたどり着く「辺津宮(へつみや)」までの道のりです。

江島神社ってどんな神社?

江島神社は、欽明天皇13年(552年)、島の南にある洞窟にお宮を建てたのが
始まりと伝えられています。

その後、時代を経て辺津宮・中津宮・奥津宮という3つのお宮が整えられ、
この3社をまとめて「江島神社」と呼ぶようになりました。
今回訪れたのは、そのうちの辺津宮です。

もともとは弁財天を祀るお寺として親しまれていましたが、明治時代の神仏分離によって、
今の神社の形になったそうです。1400年以上の歴史がある、と聞くと
ちょっと不思議な気持ちになります。

辺津宮のご利益

辺津宮に祀られているのは、海の流れや水の力を司るとされる女神さま。

そのため、航海安全や交通安全のご利益があるとされています。加えて、弁財天としての信仰も厚く、金運アップや技芸上達、縁結びのご利益でも知られています。

境内にはざるを使ってお金を洗うと良いとされる泉もあります。金運を願う方は、
あわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「なんとなく行きたくなる場所」に、こうした由来があると知ると、
少し見え方が変わってきますよね。
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実際に歩いてみた道のり

江ノ島駅から出発です。この駅舎は竜宮城をイメージしているそうですが、竜宮伝説があるわけではないみたい。そのあたり、詳しくは分かりませんでした。

駅前の橋を渡って、交番横の地下道を抜けると、江の島大橋に出ます。

前日の予報では曇りだったのに、まさかの快晴。橋には日陰がまったくなくて、私はすっかり日差しの餌食になりました。

この江の島大橋、実はとんびに注意が必要な場所でもあります。上空を旋回していて、食べ物を持っていると急降下して狙われることがあるんです。もし何か食べながら渡ろうと思っている方がいたら、橋の上では控えたほうが安心です。

橋を渡りきると見えてくるのが、青銅の鳥居です。かつて、遊郭で働いていた女性たちがお金を出し合って建てたと言われています。そう聞くと、鳥居の見え方も少し変わってきませんか。

通りを抜けて隋神門へ向かいます。この階段が、暑さも相まってなかなかしんどい。それでも一歩ずつ上っていくと、辺津宮にたどり着きます。

境内にはたくさんの貝風鈴が並んでいて、日差しを受けてキラキラ光っていました。ガラスの風鈴とはまた違う、どこか素朴で温かみのある佇まい。

少し歩くと八坂神社もあり、そこには辺津宮の女神さまのお父さまにあたる神さまが祀られています。

社務所でお塩をいただいて、今日の目的は達成です。
ちなみに、このお塩がいただけるのは辺津宮の社務所だけです。中津宮や奥津宮にはありませんので、
忘れずにここで手に入れておいてくださいね。

歩きながら感じたこと

お塩をもらいに行くという、理屈のいらない小さな用事。それだけなのに、歩いているうちに気持ちがすっと軽くなっていく感覚がありました。

意味や効率を求めなくていい時間って、実は貴重なのかもしれません。皆さんにも、そんな「なんとなく」で動ける時間、ありますか。

アクセスと周辺情報

電車の場合
小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」、または江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩15〜20分ほどです。江の島大橋を渡ってからも、鳥居や階段が続くので、歩きやすい靴がおすすめです。

車の場合
江の島内には有料の駐車場がありますが、繁忙期は混み合いやすいです。近隣の路上にとめられそうな場所を見かけても、住民の方のご迷惑になっていないか、一声かけて確認していただくと安心です。もし注意を受けたときは、すみやかに謝って別の場所へ移動するようにしてくださいね。

なお、バスの時刻や運行状況は変わることもあるので、お出かけ前に最新の情報を確認していただくと安心です。

周辺の見どころ

辺津宮の先には、サムエルコッキング苑や江の島シーキャンドルもあります。時間があれば、あわせて立ち寄ってみるのもおすすめです。

せっかく江の島まで来るなら、少し贅沢に一泊してみるのもいいかもしれません。
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さいごに、次回予告

理由なんてなくてもいい。ただ「行きたい」と思ったから行く。そんな小さな一歩が、意外と自分を整えてくれることがあります。

次回は、辺津宮から少し歩いた先にある「中津宮」を訪ねます。どんな景色が待っているのか、私自身も楽しみです。よかったら、また覗きに来てくださいね。

心理学を教えている著者が、“心の声”をテーマにした深い内容を
noteの有料シリーズとして連載しています。
ブログでは書けない心の仕組みを、丁寧に解説しています。

ライフリメイクタナカ|note
人間関係のモヤモヤを言葉にする“心の翻訳家”。専門用語なしの心理学で、心のくせが軽くなる視点を届けています。大河ドラマ記事歴5年。人物の心の動きを読み解く経験から「自分の心の仕組み」もそっと分かる文章を書いています。


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