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「前鳥」って読めますか?
私は最初、読めませんでした。「さきとり」と読むそうです。知らないと絶対に読めないですよね。
神奈川県内の一之宮から五之宮を、順番に巡っている「こころの神社」シリーズ。
(正直、順番通りには回れていません)
今回は平塚市にある四之宮、前鳥神社です。
正直に言うと、実際に最初に行ったのは五之宮のほうでした。
理由は単純で、地図で見た感じ、五之宮のほうがアクセスが良さそうに見えたからです
(実際に行ってみたら、四之宮へはバスで行きました)。
そんなわけで少し順番が前後していますが、今回は四之宮の前鳥神社について書いていきます。
由緒
創建の年代ははっきりわかっていません。ただ、奈良時代の文献にはすでに
「さきとり」という地名が出てきているので、その頃にはこの土地に人が暮らし、
清らかな場所として大切にされていたようです。平安時代に編纂された延喜式にも
前鳥神社」の名前が残っているので、かなり古いお宮だということは間違いなさそうです。
鎌倉時代には、源頼朝が北条政子の安産祈願をしたという言い伝えもあり、
当時神馬が奉納されたそうです。
ご利益

御祭神は3柱です。
– 菟道稚郎子命(うぢのわきいらつこのみこと)
– 大山咋命(おおやまくいのみこと)
– 日本武尊(やまとたけるのみこと)
中心となる菟道稚郎子命は、大変な学問好きだったと伝えられていて、
学業成就のご利益で知られています。それだけでなく、学んだ知識を仕事に活かしたということから、就職や資格取得にもご利益があるとされていて、「就勝守」というお守りが授与されているそうです。就活中の方や、転職を考えている方にも、一度立ち寄ってほしい神社だなと思いました。
境内には「幸せの松」と呼ばれる、4本の葉がついた松葉があるそうです。
見つけられたら、ちょっといいことがあるかもしれません。
私は今回見つけられなかったので、また次に行ったときに探してみようと思います。
実際に歩いてみて
バス停から神社に向かって歩いていくと、まず赤い鳥居が目に入ってきます。
ただ、そこから入ってしまうと参道の途中に入ることになってしまうので、
正面から入りたくて少し遠回りをしました。こういうところ、性格が出るなと自分でも思います。


住宅街の中にある神社なんですが、思っていたより木々がしっかり茂っていて、
気持ちのいい空間でした。けやきの大木もあって、季節が変わったらまた違う表情が
見られそうだなと感じました。


菟道稚郎子命について調べていて、少し驚いたことがあります。
この方、仁徳天皇のお兄さんにあたる方で、
皇位を弟に譲るために自ら命を絶ったとされているんですよね。
もし彼が皇位を継いでいたら、
あの有名な仁徳天皇陵も違う形になっていたかもしれません。

しかし、命を絶ったではなく一族を連れて東国にゆかりのある曽祖父・日本武尊の地
「さきとり」に宮を建てたという言い伝えがあるそうです。
相模川を渡って寒川神社を越えたあたりには、
日本武尊が腰かけたと言われる石が残る神社もあるみたいで、
このあたりの土地が古い物語でゆるやかにつながっているのは面白いなと思いました。
自分を後回しにする、ということ
菟道稚郎子命の話を読んでいて、ふと思ったことがあります。
誰かのために自分の立場を譲る、というのは、美談として語られることが多いですよね。
でも実際にそれをする側の気持ちって、案外複雑なんじゃないかなと思います。
誰かを立てるために自分を引っ込める。そういう生き方が悪いわけではないと思います。
ただ、それが本当に自分で選んだことなのか、それとも「そうするしかない」と
思い込んでいるだけなのか。たまに立ち止まって考えてみるのも悪くないかもしれません。
前鳥神社に限らず、神社を歩いていると、こういう昔の人の生き方に、
ふと自分を重ねてしまうことがあります。


アクセス・周辺情報
電車の場合は、JR東海道線・平塚駅北口から神奈川中央交通のバスに乗って、
「前鳥神社前」というバス停で降りるとすぐです。バス停からは徒歩数分程度で着きます。
車の場合は、圏央道の寒川南インターから県道44号を使うルートが近いようです。
参拝者用の駐車場については、詳しくは分かりませんでした。
現地か公式サイトで確認していただくのが確実だと思います。
なお、バスの時刻や運行状況は変わることもあるので、
お出かけ前に最新の情報を確認していただくと安心です。
御朱印やお守りは、8時から17時まで社務所でいただけるそうです
(時間は変更になることもあるので、こちらも念のため確認しておくと安心です)。
平塚まで来たなら、少し足をのばして湘南エリアで一泊するのもおすすめです。
海沿いの宿でゆっくりするのも気持ちいいと思います。
まとめ
「さきとり」と読めるようになっただけでも、なんだか少し得した気分になれる神社でした。
学問や仕事のことで悩んでいるなら、一度足を運んでみてもいいかもしれません。
私はまた、次は五之宮のことも書こうと思っています。
心理学を教えている著者が、“心の声”をテーマにした深い内容を
noteの有料シリーズとして連載しています。
ブログでは書けない心の仕組みを、丁寧に解説しています。
ライフリメイクタナカ|note


コメント
「さきとり」と読めるようになっただけでもメッケモンですね
流石、学問の神様
タマさま
コメントありがとうございます
私も最初は読めませんでした