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一之宮から順番にまわってみることにした
神奈川には、一之宮から五之宮までの神社があるのをご存じですか。
私は最近、この順番でひとつずつまわってみようと思い立ちました。
その第一弾として選んだのが、相模国一之宮の寒川神社です。
「八方除」の神社として有名で、名前だけは前から知っていたのですが、
実際に足を運んだのは今回が初めてでした。
正直、そこまで下調べをせずに行ったので、着いてから「へえ、そうだったんだ」と
驚くことが多かったです。今回はその記録を、そのまま書いていきます。
寒川神社ってどんな神社?
寒川神社は、相模の国の一之宮とされる神社です。
創建がいつなのかは、実ははっきりしていません。ただ雄略天皇の時代にはすでに幣帛(へいはく)が奉られた記録があるそうで、かなり古くから信仰されてきたことは間違いなさそうです。
ご祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)のお二柱です。
古くから「全国唯一の八方除の守護神」とされていて、方位や地相、家相からくる災いを
取り除いてくれる神社として知られています。
ご利益は「八方除」
寒川神社のご利益といえば、やっぱり八方除です。
「大難は小難に、小難は無難に、吉事は最大に」という言葉で表されることが多くて、
悪い流れを弱めて、良い流れはもっと大きくしてくれる、という感じのご利益だそうです。
方位除け、厄除け、家相・地相の相談など、幅広く八方除のご祈祷をお願いできるみたいです。

私はおみくじも引いてみたのですが、
結果は末吉でした(笑)。
ちょっとがっかりしかけたんですが、「四方八方からの災いを除けて、幸運を授ける」神社なので、これはこれで良い流れになるのかな、と勝手に前向きに捉えることにしました。
実際に歩いてみた
最寄り駅はJR相模線の宮山駅で、駅から歩いて数分のところに神社があります。
一の鳥居からくぐって行きたい場合は、
寒川駅で降りるのがよいようです。
一の鳥居から三の鳥居までは、歩けない距離ではありません。


昔、一の鳥居のあたりまで海だったと言われていて、
そのせいか、鳥居のそばには貝塚がいくつも
見つかっているそうです。
今は住宅地なので、海だった頃を想像するのは
ちょっと難しいんですけどね。
太鼓橋を渡ると三の鳥居です。参道はまっすぐではなくて、
少しカーブしています。このカーブが地味に気持ちよくて、
歩いていて飽きませんでした。
大きな狛犬を抜けると神門があります。


神門から本殿が見えるんですが、
その時点でもう空気が違うというか、
厳かな雰囲気が漂ってきます。お正月には
この神門にねぶたが飾られて、
ライトアップもされるそうです。冬の参拝、
ちょっと良さそうだなと思いました。


神嶽山神苑にも行ってみた(要祈祷)
本殿の裏手には「神嶽山神苑」という庭園があります。

ここはもともと禁足地だった場所で、2009年から整備されて公開されるようになったそうです。
ただし入苑できるのは、本殿でご祈祷を受けた人だけという条件があります。
開苑期間は例年3月上旬から12月13日ごろまで、月曜日はお休み(祝日の場合は開苑)とのことです。時期によって変わることもあるようなので、行かれる前に公式サイトで確認していただくのが
確実だと思います。
苑内には「難波の小池」という池があって、写真撮影はできませんでした。
寒川神社の起源に深く関わる神聖な泉だそうです。1月2日の追儺祭では、
この池の水を竹筒に汲んで神前に供えたあと、境内にまいて邪気を祓うのだと聞きました。


その先に裏参拝所があります。しっかり手を合わせてきました。
春は新緑がまぶしくて、秋は燃えるような紅葉が見られる場所らしいです。
私が行ったのはその季節ではなかったので、また違う季節にも来てみたいなと思いました。
方徳資料館では、八方除の歴史に関する常設展示のほかに、季節ごとに変わる展示もあるようです。
私が訪れたときは、大磯で行われる国府祭についての展示でした。
国府祭については、また改めて別の記事で書こうと思います。
おみくじの末吉について、ちょっと思ったこと
私は普段、交流分析という心理学をベースにカウンセリングをしています。
それで参拝しながら思ったことをひとつだけ書かせてください。
おみくじで末吉が出たとき、一瞬「あーあ」って思ったんですよね。
でもすぐに「これは悪いことじゃなくて、これから良くなっていくって意味だから」って
自分の中で言い換えていました。この、出来事そのものより「自分がどう受け取るか」を
選び直す感覚って、交流分析でいうところの物事の捉え方の練習にちょっと似ているなと感じました。


方位や運気を気にするのも、結局は「自分の力だけではどうにもならない部分がある」と
認めた上で、それでも前を向くための儀式なのかもしれません。神社にお参りするという行為自体が、そういう心の整理に向いているのかもなと、歩きながらぼんやり考えていました。
アクセスと周辺情報
神社の近くには岡田遺跡や大神塚があります。町内で唯一、
盛土がそのまま残っている古墳もあって、周辺にはほかにもいくつか古墳が点在しているので、
古墳群と呼んでもいいくらいだそうです。
方徳資料館には、武田信玄が小田原攻め(1569年)の際に奉納したとされる兜も展示されていました。また、源頼朝が安産祈願のために使者を送ったという記録も残っているそうです。
梶原景時の屋敷があったとされる土地は、今も人が集まる場所として残っているとのことでした。
現代の感覚で歩くには少し距離があるようなので、行かれる場合は事前に調べておくと
安心だと思います。
なお、バスの時刻や運行状況は変わることもあるので、お出かけ前に最新の情報を
確認していただくと安心です。
参拝のあとは、少し足を延ばして温泉宿でゆっくりするのもおすすめです。
私は今回日帰りでしたが、次はどこかに一泊してみようかなと考えています。
まとめ
参道のカーブや神門から見える本殿の雰囲気とか、思っていたより印象に残ることが多かったです。
方位とか運気って、目に見えないぶん、ちょっと信じきれない部分もあると思います。
私もそうです。でも、なんとなく心がざわざわするときに手を合わせに行く場所があるって、
それだけで少し安心できる気がしませんか。
機会があれば、皆さんも一度、足を運んでみてください。
普段は神社仏閣とは違う内容のnoteの運営しています。よろしければ覗いてみてください。

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